ITmedia エンタープライズ:Winny経由の情報漏えい、二次被害も深刻に――CMUカンファレンス (1/2)

P2Pでの情報漏洩は本当にイヤです。何がイヤって消えないところ、どこにあるか判らないところ、話題性w

「さまざまな情報漏えい事故の中でも、P2P型情報漏えいは一番嫌なパターンだ」――カーネギーメロン大学日本校が5月15日に開催したオープン・カンファレンスにおいて、同校の武田圭史教授はこのように述べ、「Winny」をはじめとする匿名P2Pファイル共有ソフトを通じた情報漏えい問題のインパクトについて語った。

へぇー消えるんだねぇ。

杉浦氏のこれまでの観測によると「漏えい事件の半分程度では、2週間以内にWinnyネットワークから当該情報が消え、共有されていない状態になっている」という。だが、情報が拡散を続け、「だいたい共有するユーザーが10人くらいを超えると、2ちゃんねるやブログに書き込まれる可能性が高くなる」(同氏)。ひとたびこうした状況が明るみになればさらに多くのユーザーがファイルを入手しようとし、広く拡散してしまうという。また、いったん収束し、Winnyネットワークから消えたと思われた情報でも、事実公表や報道をきっかけに「再放流」されるケースもあるため注意が必要だ。

id:lumin名言!

 「これはどんな製品を買ってもできないこと。お金だけで解決しようとせずに仕組みで解決を」