利害調整にとらわれた現状打開の鍵はメガプレイヤーの影響力行使、Black Hat USA 2018 ジェフ・モス開会挨拶 | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]

(情報元のブックマーク数

メモ

「敵は(長期的展望である)戦略を持つ一方、守る側である我々は(短期的行動計画である)戦術を持つのみ(ジェフ・モス氏)※括弧内編集部註」
これは、FacebookCSO アレックス・スタマス氏を招いた昨年の Black Hat USA 2017 での基調講演の前にジェフ・モス氏が語った、攻撃側の目的が明確で成功確率を上げるために注力しつづけることに対抗するためには、脆弱性情報共有や、C&Cサーバ閉鎖の国際連携など、社会的つながりをもって対抗する必要性を説いた昨年の発言に、新しい見解を加えたものだろう。
国家に比肩する経済・社会的影響力を持つ巨大 IT 企業による、セキュリティへの先見的で説得力と展望を持った取り組みは、従来のセキュリティ企業や専門家の努力と同様あるいはそれ以上に「最終局面」打開のカギのひとつを握るのかもしれない。Yahoo! Japan や LINE などの日本のメガプレイヤーもこの例外ではないだろう。

利害調整にとらわれた現状打開の鍵はメガプレイヤーの影響力行使、Black Hat USA 2018 ジェフ・モス開会挨拶 | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]

screenshot