「C:\Temp」「C:\Intel」フォルダーは不正ツールが設置されやすい? 標的型攻撃に類似点〜J-CRAT報告 - INTERNET Watch

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TempやIntelフォルダを不正ツールが設置されやすいとのこと

2017年度下半期に独立行政法人情報処理推進機構IPA)の「標的型サイバー攻撃特別相談窓口」に寄せられた相談数は158件で、上半期の254件から減少した。同機構のサイバーレスキュー隊「J-CRAT」によるレスキュー支援も上半期の85件から59件へと減少している。
 J-CRATは、標的型サイバー攻撃に関する相談や分析、対策支援などを行っている組織で、2014年7月に発足した。
 J-CARTの報告によれば、2017年度下半期は、感染が長期化する潜伏被害の件数は減少する一方で、特定の攻撃グループによるものと思われる標的型メール攻撃が、国際政治・経済・安全保障に関わる組織に対して断続的に見られたという。攻撃に用いられたマルウェアとして、「RedLeaves」「ANEL」が確認されている。

「C:\Temp」「C:\Intel」フォルダーは不正ツールが設置されやすい? 標的型攻撃に類似点~J-CRAT報告 - INTERNET Watch

J-CRATの活動状況からの報告

サイバーレスキュー隊(J-CRAT)活動状況 [2017年度下半期] 2018年 7月11日
レポート

サイバーレスキュー隊J-CRAT(ジェイ・クラート):IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

(1) 政治・経済・安全保障に関わる組織に対する情報窃取が継続
(2) 先端科学技術を狙った攻撃
(3) 日本以外の国で活動するとされる攻撃者による、日本への攻撃を観測
(4) ウイルスに感染したが情報窃取を免れた事例
(5) 不正アクセスの被害を受けた組織に残る攻撃痕跡の類似性

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