何に使うの! キヤノンが手のひらに収まらない約20cm角の巨大CMOSセンサーを開発 | ギズモード・ジャパン

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20cm角のCMOSセンサー!!!!望遠鏡向けらしいです。

僕たちが普段使っているカメラには、1インチやフォーサーズ(4/3インチ)、あるいはフルサイズ(35mm)のセンサーが入っています。しかし今回キヤノンが開発したのは、度肝を抜く約20cm角という世界最大、超高感度のCMOSセンサーです。
CMOSセンサーはウエハーという素材から切り出すのですが、この約20cm角のCMOSセンサーは12インチ(約30cm)の標準ウエハーから取れる最大サイズ。これは、プロやハイアマチュアが使うカメラに入っている35mmフルサイズのCMOSセンサーの約40倍もの大きさです。
気になる用途ですが、キヤノンは夜間の天体や動物、オーロラの動画撮影、夜間監視カメラなどを考えているようです。たとえば、東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター木曽観測所の口径105cmのシュミット望遠鏡にこのCMOSセンサーを搭載したところ、10等級相当の暗い流星を世界で初めて撮影できたんだそう。

何に使うの! キヤノンが手のひらに収まらない約20cm角の巨大CMOSセンサーを開発 | ギズモード・ジャパン

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