多発するワーム型ランサムウェアの脅威とラック『自診くん』が見たモバイルセキュリティリスクの現状|SKYSEA Client View|Sky株式会社

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仲上さん!!!SkySeaに記事!

ラック株式会社では、WannaCryによるサイバー攻撃の発生後から、PC利用者が自分で簡単にインターネット設定の安全性を診断できるツール「自診くん」を無料で提供しています図1。
このサービスは、WannaCryをはじめとするワーム型ランサムウェアが利用するSMBの通信ポート(TCP/445)や、既知の攻撃で利用される通信ポートに対して、インターネットから接続できるかどうかを確認(診断)するためのサービスです。
WannaCryの被害が広範囲にわたった要因として、インターネットを経由した感染の拡大が挙げられます。これは、SMBが使用するポートが、LAN環境内だけでなくインターネットに接続した際に外部から自由にアクセスできる状態になっていたことが、大きな要因として考えられます。
WannaCryに感染したPCは、ランダムに生成されたインターネット上のIPアドレスに対して感染活動を行うため、たまたまIPアドレスが一致したというだけで攻撃を受ける可能性があります。その際、SMBが利用するポートがインターネットからアクセス可能な状態でなければ、WannaCryに感染することはありません。
しかしながら、PCの開放ポートを確認する方法はWindowsネットワーク設定への影響を考慮する必要があることや、専門的なコマンドを使用する必要があるため、一般のPC利用者が気軽に確認する方法がありませんでした。

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