世界各地で発生したランサムウェア WannaCry の感染事案についてまとめてみた - piyolog

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いつも、まとめありがとうございます!

2017年5月12日頃から、世界各地でランサムウェアに感染する被害が相次いで報告されています。ランサムウェアはWannaCry等と名前が付けられているもので、これに感染する原因として、Windows脆弱性、及びその脆弱性を用いたNSAが開発したツールが関係している可能性があると各国のCSIRTやセキュリティベンダが注意喚起等を公開しています。Microsoftは今回の感染事案を受け、WindowsXPなどのサポートが切れたOSを対象とした緊急の更新プログラムも公開しました。
ここではこの世界中で発生したランサムウェア WannaCry の感染被害などについてまとめます。

世界各地で発生したランサムウェア WannaCry の感染事案についてまとめてみた - piyolog

しかし、Googleのセキュリティ研究者Neel Mehtaが伝えたところによると、初期バージョンのWannaCryのコードには2015年にソニー・ピクチャーズのハッキングに使われたコードとの類似性があったとのこと。このハッキングの実行犯は北朝鮮サイバー攻撃グループ「Lazarus」とされており、WannaCryにも北朝鮮が関与している可能性が出てきました。
もちろん、WannaCryを作った何者かが「北」のコードを拝借したということも十分にありえます。ただ、カスペルスキーのセキュリティ専門家は、新しいバージョンのWannaCryからは当該部分のコードが削除されており、意図的に取り除いたとすれば少なくとも北の関与の可能性が高いのではないかと推測しています。

WannaCryランサムウェアから北朝鮮ハッカーのコード見つかる。断定は時期尚早も、背景には国家的な関与? - Engadget 日本版

動作や感染についての動画を辻さんが出してくれています

MS公式まで・・・

2017 年 5 月 12 日 (米国時間) より、マイクロソフトは、イギリスを始めとする複数の国の医療機関やその他の企業に影響を及ぼすランサムウェアによるサイバー攻撃を確認しています。このランサムウェアは Wanna Cryptor マルウェア (WannaCrypt, WannaCry, WannaCryptor, Wcry などと呼ばれる) の亜種であると思われます。日本でも攻撃報告を確認しており、マイクロソフトでは昼夜を徹して本件の影響を受けた全世界のお客様の支援を進めています。

ランサムウェア WannaCrypt 攻撃に関するお客様ガイダンス – 日本のセキュリティチーム

亜種でまくってるのか。

■検出名

  • Ransom_WCRY ファミリー
    • Ransom_WCRY.I
    • Ransom_WCRY.SM
    • Ransom_WCRY.J
    • Ransom_WCRY.D
    • Ransom_WCRY.H
  • Ransom_WANA ファミリー
    • Ransom_WANA.A
サポート情報 : トレンドマイクロ

フリーツール出したのか>TrendMicro

This free tool uses machine learning to provide highly effective protection against the WannaCry malware responsible for the massive ransomware attack on May 12, 2017, in addition to other known and unknown threats. Try it for free for 180 days – you can deploy it alongside your current endpoint security product, no matter the vendor.

165 Smart Protection Suite Services

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