「Elasticsearch」狙うランサム攻撃増加、研究者ら報告--「MongoDB」攻撃と同様の手法 - ZDNet Japan

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クラウドデフォルトセキュアにしないと、立ち上げたばかりの危ないのがあったら怖いよなぁ・・・

オープンソースのマルチテナント対応全文検索エンジン「Elasticsearch」に対するランサムウェア攻撃がこのところ急増しており、数百ものインスタンスがデータ消去の憂き目に遭っているという。その手法は、2017年に入って「MongoDB」データベースを襲った攻撃と同様に、貧弱な設定につけ込むというもののようだ。
 攻撃者はElasticsearchが稼働しているサーバにアクセスし、データを削除したうえで、データ返却の条件として身代金を要求する。識者らは、こうした攻撃から身を守れるよう、Elasticsearchが稼働しているサーバをウェブ上から隠ぺいするよう警告している。
 The Registerが最初に報じたところによると、被害に遭ったElasticsearchインスタンスは360にのぼるという。また、MongoDBに対する攻撃を追跡したセキュリティ研究者のNiall Merrigan氏は、さらにその数が増加していると報告している。それらほとんどのインスタンスは米国でホストされているが、中国や欧州、シンガポールでホストされているものもあるという。
 Elasticsearchインスタンスに対する攻撃が、MongoDBに対する大規模攻撃と同じパターンで推移するのであれば、その数は急増する可能性がある。検索エンジンを手がけるShodanの創業者であるJohn Matherly氏は、インターネット上で公開されているElasticsearchサーバを12日時点で3万5000台確認しており、そのほとんどは「Amazon Web Services」(AWS)インフラ上でホストされているとしている。

「Elasticsearch」狙うランサム攻撃増加、研究者ら報告--「MongoDB」攻撃と同様の手法 - ZDNet Japan

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