Microsoftの月例セキュリティ情報は4件のみ、うち1件が「緊急」 - ITmedia エンタープライズ

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今月のMSのパッチは緊急1件、重要3件。

Microsoftは1月10日(日本時間11日)、4件の月例セキュリティ情報を公開してOfficeやEdgeの脆弱性に対処した。
 Officeの更新プログラムは深刻度が同社の4段階評価で2番目に高い「重要」に分類されている。Word 2016とSharePoint Enterprise Server 2016に存在する1件の脆弱性に対処した。細工を施した不正なファイルをユーザーに開かせる手口で、リモートから攻撃コードを実行される恐れがある。
 Edge用の累積的なセキュリティ更新プログラムでは特権昇格の脆弱性1件が修正された。深刻度は同じく「重要」となっている。なお、今回はInternet ExplorerIE)の更新プログラムは公開されていない。

Microsoftの月例セキュリティ情報は4件のみ、うち1件が「緊急」 - ITmedia エンタープライズ
セキュリティ情報 ID セキュリティ情報タイトル 最大深刻度 脆弱性の影響 再起動の必要性 影響を受けるソフトウェア
MS17-001 Microsoft Edge 用のセキュリティ更新プログラム (3214288) 重要 特権の昇格 要再起動 すべてのサポートされているリリースの Windows 10 および Windows Server 2016 上の Microsoft Edge
MS17-002 Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム (3214291) 重要 リモートでコードが実行される 再起動が必要な場合あり Microsoft Office 2016 および SharePoint Enterprise Server 2016。
MS17-003 Adobe Flash Player 用のセキュリティ更新プログラム (3214628) 緊急 リモートでコードが実行される 要再起動 Windows 8.1Windows Server 2012Windows Server 2012 R2、Windows RT 8.1、Windows 10、および Windows Server 2016。
MS17-004 Local Security Authority Subsystem Service 用のセキュリティ更新プログラム (3216771) 重要 サービス拒否 要再起動 Windows VistaWindows Server 2008Windows 7、および Windows Server 2008 R2
2017 年 1 月のセキュリティ情報 (月例) – MS17-001 ~ MS17-004 – 日本のセキュリティチーム

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