IIJとトレンドマイクロ、NFV向けのセキュリティで連携、新サービスの実用化に向けた実証実験を実施 - クラウド Watch

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IIJトレンドマイクロのネットワーク仮想化のセキュリティ対策として、分散セキュリティ機能チェイニングという機能を連携させたとのこと。

株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)とトレンドマイクロ株式会社は9日、ネットワーク機能仮想化(NFV)環境向けのセキュリティアーキテクチャとしてトレンドマイクロが新たに開発した「分散セキュリティ機能チェイニング」の実用化に向けた施策の第1弾として、IIJが提供するクラウド型のネットワークサービス「IIJ Omnibusサービス」において、NFVベースのセキュリティ機能を連携させる実証実験に成功したと発表した。
 トレンドマイクロが開発した「分散セキュリティ機能チェイニング」は、細分化した複数のセキュリティ機能を、仮想マシンベースのセキュリティソフトウェア製品としてNFV環境に分散実装する。ITサービスの利用形態(メール送受信、ウェブサイト閲覧など)やセキュリティの脅威状況に応じて複数のセキュリティ機能を動的に組み合わせて利用することで、必要なセキュリティ機能を必要なタイミングで利用することが可能になる。
 IIJ Omnibusは、SDNとNFVの技術を活用したクラウド型の新しいネットワークサービス。企業ネットワーク上で必要とされるさまざまな機能を仮想化し、オンデマンドで提供する「Enterprise as a Service(EaaS)」のサービスとして、2015年9月から提供している。

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