セキュリティのアレ(37):「セキュリティ診断」を受ける前に知っておきたい基礎知識 - @IT

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メモ

辻氏 まず、セキュリティ診断には大きく分けて2つの種類があります。1つは「ネットワーク診断」あるいは「プラットフォーム診断」と呼ばれるもの。もう1つが「Web(アプリケーション)診断」です。
 これらは診断の範囲が異なっていて、前者では、WindowsLinuxなどのOSや、その上で動いているApacheDNSといった各種サーバに脆弱(ぜいじゃく)性がないかを診断します。一方後者では、こうしたプラットフォーム上で動く独自開発のWebアプリケーションに脆弱性がないかをチェックします。
 ここでややこしいのが、「既成のCMSや、Apache Strutsなどのフレームワークに対する診断はどっちに入るの?」という点です。僕はこれらはネットワーク診断に含まれると考えていますが。
根岸氏 診断を受ける側としては、「CMSなどに対する診断がどちらに含まれているのか認識していなくて、診断が漏れてしまった」という事態に陥らないことが大切ですね。
辻氏 はい。業者によって切り分けが異なることもありますので、診断を受ける際には、「何が診断範囲に含まれているのか」に注意する必要があります。

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