企業のセキュリティ事故被害額は年間2.1億円に、1年間で1.6倍増 - ITmedia エンタープライズ

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メモ

トレンドマイクロは9月12日、法人の情報セキュリティ実態を調べた2016年版の報告書を公開した。1375人にアンケートに回答している。
 それによると、2015年に何らかのセキュリティインシデントを経験した組織は57.2%(787人)に上る。このうち、情報漏えいや生産・操業停止など二次的、三次的な深刻な被害を伴うケースは38.5%(530人)だった。
2015年に発生した「深刻なセキュリティインシデント」の内容(n=787、出典:トレンドマイクロ
深刻なセキュリティインシデントの内容では、「社員情報の漏えい」が23.3%と最も多く、以下は「顧客情報の漏えい」(19.4%)、「データの破壊・損失」(17.8%)、「技術情報の漏えい」(13.5%)が続くなど、情報やデータに被害が及ぶケースが多かった。
 こうしたインシデントにシステム復旧費用や売上機会の損失、再発防止策、補償などの損害の年間平均額は2億1050万円となり、前回調査の結果(1億3105万円)から約1.6倍に増加しているという。

企業のセキュリティ事故被害額は年間2.1億円に、1年間で1.6倍増 - ITmedia エンタープライズ

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