社内での“Watson”活用にも有効なセキュリティ対策?:VMware×IBM×トレンドマイクロで、何が実現されるのか? - @IT

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メモ

IBMは多岐にわたるソリューションを提供していますが、2016年からは『IBM Watson』(以下、Watson)を中心としたコグニティブソリューションと、SoftLayerやIBMのPaaS基盤である『IBM Bluemix』(以下、Bluemix)を中心とした『IBM Cloud』というクラウドプラットフォームを提供する企業だと明言しています。実際に、IBMはWatsonを中心に『API Economy(IBM API Connect)』『Watson Analytics』『Watson IoT』『IBM Blockchain』といった最新技術を、IBMクラウドプラットフォームから提供しています。そしてこれらのソリューションをエンタープライズの顧客に提供する際にカギとなるのが、“ネットワーク”と“セキュリティ”です。まず、SoftLayerには、グローバルDC間のプライベートネットワークやコロケーション接続に代表される高いネットワーク接続性、ベアメタル(物理)サーバの提供、ハード仕様やAPIも開示した高い透明性という3点に大きな特徴があります。そしてBluemixはSoftLayerのデータセンター上にあり、エンタープライズの顧客向けにPaaS環境をSoftLayer上で専有できる『Dedicated』モデルも提供しています。SoftLayerはベアメタルサーバを提供しているので、その上にVMwareのSDDCを構築することで、オンプレミスのVMware環境と同じ手法で、SoftLayer上のVMwareの環境を安全に管理できます。従来通り、オンプレミスと同じライセンス体系をSoftLayerに移行することも可能です。また、今回の提携でほとんどのVMware製品がSoftLayer上で月額課金で利用できるようになりました。ユーザーにとって、用途に応じた選択肢が増えるという点は大きなメリットだと考えています」(平山氏)

VMware×IBM×トレンドマイクロで、何が実現されるのか?:社内での“Watson”活用にも有効なセキュリティ対策? - @IT

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