「Rapid Recovery」という解決策:「バックアップ時間が7.5時間から20分に」「データは一瞬でリストア」の威力 - @IT

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ブロックベースのバックアップらしい、面白いな。

Rapid Recoveryは、ファイルのオープンとクローズを繰り返しながらバックアップを行う従来型のバックアップ製品とは、根本的に異なるデータ保護の手法を採用している。これが「CBT(Change Block Tracking)」だ。
 Rapid Recoveryは、基本的にはストレージボリュームの複製を取得するソフトウェアだと考えていただければいい。CBTとは、「変更ブロック追跡」を意味し、前回のバックアップ以降、変更されたディスクブロックのみを、バックアップデータに追加する仕組みになっている。このため、初回のバックアップこそ一般的なバックアップ製品とあまり変わらない時間が掛かるが、2回目以降は変更ブロックのみを複製する作業となるため、バックアップ時間は圧倒的に短縮される。これが、冒頭で紹介した7.5時間から20分という大きな変化の理由だ(ちなみに冒頭で述べたのは、ある企業における実際のデータに対し、この企業が従来行ってきたバックアップ手法を適用し、これと同一データにRapid Recoveryを適用した場合とを比較した例)。
 また、この製品では、業務時間でファイルサーバが利用されている最中であってもバックアップができる。

「バックアップ時間が7.5時間から20分に」「データは一瞬でリストア」の威力:「Rapid Recovery」という解決策 - @IT

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