サイバー戦争勃発?! 中国を狙うランサムウェアがいよいよ登場 | RBB TODAY

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中国を狙うランサムウエア!

しかしトレンドマイクロによると、この5月に、中国語のランサムウェア「SHUJIN」(シュジン)が新たに確認されたという。中国語版ランサムウェアが確認されたことは過去にもあるが、中国本土で使われている「簡体字」のメッセージを利用した初のランサムウェアとみられている。5月12日時点では、感染経路は不明のままだ。
 「SHUJIN」は、他のランサムウェアと同じく、ファイルを暗号化し身代金を支払うよう、流ちょうな中国語で促してくる。中国でブロックされているTorを支払に利用するため、その手順も解説してくれるという。また、中国で普及している決済サービス「支付宝」(アリペイ)ではなく、ビットコインでの支払を要求してくる。他のランサムウェアとの類似も見られるという。
 こういった点からトレンドマイクロは、中国語は流ちょうだが、犯人は中国以外に存在すると考察している。いままで無風地帯だった「中国語版ランサムウェア」に対し、中国の人たち、そして中国のサイバー犯罪者たちがどのような反応を起こすのか、気になるところだ。

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