消去証明は電子証明書で - CSAJ内にデータ消去証明推進研究会が発足

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消去証明を電子署名でらしい。

PCなどを廃棄するにあたり、そのデータ消去を請け負う事業者は多数存在する。だが現状、データ消去の証明は手書き、もしくはWordやExcelで作成したものがほとんどで、あくまでも作業報告書にすぎない。悪意のある業者であれば、簡単にフォーマットしただけで、作業した風を装うこともできるだろう。まっとうに事業に取り組む事業者が、いい加減な事業者と差別化を図るべく、正しくデータ消去したことを誰かに認証して欲しいと考えるのは、もっともなことだ。
「さまざまな場所で『データを消去したという証明書を発行してくれる第三者機関が欲しい』というお話を耳にしてきました。それならば、そうした第三者機関を作って、さらに改ざんされない電子証明書を発行してはどうかということで、今回、研究会を発足した次第です」と説明するのは、共同発起人であり、技術支援を行うワンビの代表取締役社長 加藤貴氏だ。
データ消去電子証明書は、次のようなフローで発行される。まず、データ消去を行う事業者や企業は、CA(Certificate Authority)にデータ消去を行う旨を申請し、業界に応じて標準化されたデータ消去技術・手順に従って作業を行う。その後、あらかじめ用意されたAPIによって消去が確認されるとシリアル番号が振られ、それによって電子証明書が発行されるという仕組みだ。

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