責任者にインタビュー:「富士通、社内システムを全面的にOpenStackへ移行」の本当の衝撃 (1/3) - @IT

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富士通が社内システムをOpenStackに全面移行らしい

これは、多くの人々を驚かせた。富士通グループが全世界で稼働中の、全ての社内システム(約640システム、サーバー数にして約1万3000台)を、今後5年間でOpenStack上に移行する、という内容だったからだ。
 まず、社内ITシステムを対象としたOpenStack導入計画として、世界最大級の規模だ。しかも、富士通グループの「全ての」社内システムが対象だと言い切っており、業務を支える重要なシステムが例外なく含まれる。これだけでも、「OpenStackは『新しいアプリケーション』に適したプラットフォームだ」と考える人々にとって、十分に衝撃的だ。富士通エンタープライズIT企業であり、「本移行で培ったスキル・ノウハウをリファレンスモデルとして、お客様へのソリューション提案・システム構築・運用に活用」(プレスリリースの表現)するということを差し引いても、同社にとってのリスクはかなり大きいことが容易に想定できる。

「富士通、社内システムを全面的にOpenStackへ移行」の本当の衝撃 (1/3):責任者にインタビュー - @IT

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