Maker's Voice:ファイアウォールの老舗がみている次のセキュリティ対策 - ITmedia エンタープライズ

(情報元のブックマーク数

チェックポイントの考えるこれからのセキュリティ。

ファイアウォールの老舗として同社はどうみるのか。「ファイアウォールだけでなく、セキュリティ機能を必要に応じて追加実装していける製品アーキテクチャに刷新したり、仮想化環境向けのソフトウェアやクラウドベースによるリアルタイムの防御情報の提供、サンドボックス解析といったサービスも展開している」とマックワーター氏。これらは、インターネットからゲートウェイを介してLANにつながる経路での伝統的なセキュリティ対策であり、「今後もこの領域に取り組み続けていく」(同氏)
加えて同社は、今後クラウドやモバイル領域のセキュリティ対策にも本腰を入れていく方針だという。ビジネスシーンではスマートフォンタブレットからクラウドアプリケーションを利用するスタイルが広がっている。つまり、社員は手元のデバイスから通信事業者のネットワークを経由してクラウドを利用する。LANを経由しないネットワーク利用のスタイルだ。 Software-defined Protectionのフレームワーク。管理層、制御層、エンフォースメント層で構成され、多様なネットワークの利用形態に即してリアルタイムの保護を提供するという
マックワーター氏によれば、リアルタイムの防御機能と一貫性のあるポリシーベースの制御を提供することで、モバイルユーザーと通信事業者ネットワーク、クラウド上のシステムをエンド・ツー・エンドで保護していくという。同社は2月下旬のRSA Conferenceで「Software-defined Protection」というソフトウェア定義型のセキュリティアーキテクチャを発表した。2014年後半に向けてクラウドベースの新たなソリューションを展開していくとのことだが、第一弾はメールセキュリティとなるようだ。

ファイアウォールの老舗がみている次のセキュリティ対策 - ITmedia エンタープライズ

screenshot