サイバー攻撃の最新状況と対策を探る--ZDNet Japan セキュリティフォーラム - ZDNet Japan（情報元のブックマーク数）
まるちゃんだ！
基調講演には、デロイト トーマツ リスクサービスでパートナーを務める丸山満彦氏が登壇。「情報セキュリティからサイバーインテリジェンスへ」と題し、標的型メール攻撃の実情、対策の要点、企業側の心構えなどについて解説した。 丸山満彦氏
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丸山氏は、官庁や大手企業への攻撃の実例を挙げ「いまやアンチウイルスソフトの適用だけでは不十分」であると指摘し、「有効な対策をしなければ次の攻撃の踏み台にされ、被害者になるに留まらず、事実上の加害者になってしまう」危険性さえあると語る。だからこそ、事業への影響と被る被害を考慮し、過激化するサイバー攻撃への認識を新たにすべきだと警告した。
対策としては「攻撃側を上回るほどの情報の収集と分析、早期の検知と対応が必要」と述べ、「サイバー脅威対策のための適切な人材の配置、十分な技術、予算の供給などが重要になる」と強調した。
