ギガビット化したヤマハの最新VPNルータ「RTX810」を試す (1) RT107eの後継機といえる存在 | ビジネスPC | マイナビニュース(情報元のブックマーク数)

RTX810のレビューが出てきています。

ヤマハは9月、VPNルータの新製品「RTX810」をリリースし、今月から販売を開始した。仕様、あるいは価格からみて明白なように、RT107eの後継機といえる存在である。基本的な想定ユーザー層はSOHOなどの小規模ユーザーだ。しかし、単にRT107eのマイナーチェンジ・性能向上版に留まらず、大幅なスペック強化が図られている。
そこで、「SOHOユーザーの端くれとしての、自宅でRT58iを使用しているユーザーの視点」を中心としつつ、その他の立ち位置も織り交ぜながらRTX810の概要について紹介していこう。

ギガビット化したヤマハの最新VPNルータ「RTX810」を試す (1) RT107eの後継機といえる存在 | マイナビニュース

ログ保存はうれしいですよねぇ。本当に

管理者の立場から見て嬉しいのは、電源断の際にログが消えない「パワーオフログ保存」の機能と、USBポートにデータ通信端末を接続可能になっている点だろう。すでにこれらの機能を実装した機種は存在するが、ヤマハのSOHO向けIPsec対応機種としては初めてではないか。前者はトラブルシュートの際に有用だし、後者は固定回線が開通する前の試運転、あるいは固定回線が使えなくなったときの代替手段として使えそうだ。

ギガビット化したヤマハの最新VPNルータ「RTX810」を試す (2) 目立つ変更点の数々 | マイナビニュース

Share検知も追加

このほか、意外と見落とされそうな改良点として、QoS(Quality of Service)関連機能の充実がある。DTC(Dynamic Traffic Control)とDynamic Class Controlの導入により、利用可能な帯域を無駄なく使い切るのが容易になりそうだ。セキュリティ関連では、Share検知機能が加わっているのが目新しい(RT107eはWinny検知機能のみ)。

ギガビット化したヤマハの最新VPNルータ「RTX810」を試す (2) 目立つ変更点の数々 | マイナビニュース

お買い得!

価格帯が同等というだけの理由で「RT107eの後継機」とみなしてしまいそうなRTX810だが、型番が「RT」から「RTX」に変わっていることでもお分かりの通り、実態は「小さなRTX1200」といってよいのではないだろうか。RT107eと比較するとコストパフォーマンスは桁違いに高く、SOHOユーザーにとっては良い買物といえそうだ。

ギガビット化したヤマハの最新VPNルータ「RTX810」を試す (4) 手持ちのRT58iから容易に設定を継承 | マイナビニュース

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