WebUX研究会×ShibuyaUXの共同HCDワークショップ - SEPARATE KS(情報元のブックマーク数)

ペルソナとかやったことないのでメモ。

その後、カードソートやペルソナ作成、コンセプトの提案までのワークフローをノンストップで進めました。ひとつ引っかかったのはペルソナの作成。被験者を3名募って観察して得られた行動パターンをカードソートでカテゴリ別に分類し、グルーピングしていきながら特定の人物像を作り出していく作業をするのかと思いきや、カードソートを実施した時点で洗い出された課題から既にソリューションを導き出しているチームが多かった印象を受けました。
事前の調査資料が皆無だったため、被験者の行動観察で情報を収集するほかに道はなかったのですが、被験者を選定するタイミングである程度こちら側が検証したいユーザの属性や仮設を設定する必要がありました。結果としてカードソートでペルソナをつくる際にまとめやすくなりますし、関連性のない情報(ノイズ)を排除することができます。

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行動観察や分析から導き出されたユーザニーズをあれこれ盛り込むとペルソナの目的そのものがなくなってしまうので、私たちのチームではビジネスニーズとユーザニーズに優先順位をつけました。なぜなら、結果として挙がってくるソリューションはビジネスとユーザの双方が喜ぶ Win-Win なシチュエーション(関係)を構築することができると共に、ビジネス側の人間も、一ユーザだからです。ユーザ中心設計の真骨頂がここにあります。

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