パケット監視でウェブアプリ別に通信料徴収、ISPが検討中(情報元のブックマーク数)

パケット監視で通信別に通信料徴収とかすごいこと考えるな・・・・

Facebookの利用料金は1MBあたり2セントで、Skypeは月額3ユーロ。YouTubeは月額0.5ドルだけど速度制限あり......インターネットプロパイダ(ISP)がウェブアプリやウェブサービスごとに別料金を課すなんて、どこの並行世界の話かと思われるかもしれません。しかしこの資料はAllot Communications社とOpenet社が行ったウェブセミナーで配布され、「信頼できる筋」からWIREDが入手したというもの。両社は通信帯域の制御を専門にしており、AT&TやVerizonといった大手キャリアを顧客に持つことで知られています。
つまりスライドが示すのは、我々の技術を利用すれば、定額通信料だけでなくウェブサービス別に追加の通信料を徴収できる(キャリアにとっては)明るい未来が到来するよ、という話です。ネットユーザがどのウェブサービスを使っているのかを識別するためには、スライドにもあるDPI(Deep Packet Inspection、パケット内容の分析)のほか、「ヒューリスティック分析や行動分析、履歴分析」などのさまざまな手法を利用し、「我々は最高のユーザ識別アプリを備えているため、アプリケーションの暗号化など、識別を逃れる方法を利用しても、正しく判断する」とのこと。DPIを使うのってどうなのよ、というツッコミさえ霞んでしまいそうな、なかなか素敵な未来予想図です。

パケット監視でウェブアプリ別に通信料徴収、ISPが検討中 - Engadget 日本版

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