「Google App Engine」最新版、アプリ常時起動やインスタンス予約が可能に - ニュース:ITpro(情報元のブックマーク数)

Google App Engine 1.4.0がリリースされたみたい。喰らう案とWebブラウザと双方向通信が可能なChannelAPIが実装されたみたい。

Googleは米国時間2010年12月2日、Webアプリケーション・ホスティング・サービスの最新版「Google App Engine 1.4.0」の提供を開始したと発表した。新機能の追加と各種制限の緩和により、動かせるアプリケーションの幅が広がるという。最新版用のソフトウエア開発キット(SDK)はWebサイトからダウンロードできる。
Google App Engineは、JavaまたはPythonで記述したアプリケーションをクラウド環境で実行できるPaaS(Platform as a Service)。最新版は「Channel API」でクライアント側Webブラウザーとの双方向通信が可能になり、多人数ゲームやチャットルームなど、リアルタイムに通信するアプリケーションを動かせるようになった。
また、アプリケーションのインスタンスを3個確保し、トラフィックが少なかったり大きく変動したりする場合でも常時起動しておける機能「Always On」を追加した。トラフィックがない状態でもアプリケーションを止める必要がなく、通信再開時のローディング負荷を軽減できるという。料金は月額9ドル。さらに、インスタンスを予約してリクエスト送信にかかる時間を短縮する機能もある。Always Onで常時起動を指定したアプリケーションは、自動的にインスタンスが予約される。

「Google App Engine」最新版、アプリ常時起動やインスタンス予約が可能に | 日経 xTECH(クロステック)

Channel APIの詳細がコードサンプルとともに書かれている!!!

まずは、一番重要なチャンネルAPI。チャンネルAPIでクライアントブラウザーにプッシュすることができるようになります。内部的には、`Google Talk`_ の XMPP インフラを使っているらしくて、それでスケールアウトしてくれます。チャンネルAPI は2つの部分がに分けています。 サーバー再度のチャンネルAPI と チャンネルAPIJavascript ライブラリ。
チャンネルAPIはサーバー側から、クライアントの通信に使います。クライアントからサーバーへの通信は今までどおりのPOSTがGET HTTPリクエスト。

Google Appengine SDK 1.4.0 がリリースされました! - Ian Lewis

これは便利そうだ。Queueのアプリを事前ロードとか、次のアプリを事前にウォームアップとか使えるぞ!

スタートアップリクエスト機能は、スケールアウトが必要な場合、ユーザーからのリクエストを割り当てる前に、 スタートアップリクエストをインスタンスに投げる。このリクエストで必要なモジュールを未然にロードできる ようになります。それで、最初のユーザーリクエストが来たら、より速く返せるようになります。
つまり、スタートアップリクエストがスケールアウトする時に効果があるので、 インスタンスがいくらでもあっても効果的です。

Google Appengine SDK 1.4.0 がリリースされました! - Ian Lewis

ついに、Task Queueが正式リリース!ってことは、コードを変えないと!(importあたり)

タスクキュー正式リリース
今まで、 Appengine のタスクキューは Beta で google.appengine.api.labs.taskqueue に入っていたけど、 labs から卒業するので、 google.appengine.api.taskqueue に移動される。 タスクキューのデータもデータのクオータに含まれるようになります。 データクオータにひっかかるので、 ヘビーに使っている人たちはちょっと大変かもしれない。

Google Appengine SDK 1.4.0 がリリースされました! - Ian Lewis

screenshot