アジャイル開発とクラウド(SaaS)利用の位置づけ、SIerの生きる道 − Publickey(情報元のブックマーク数)

いつもながら、papandaさんは面白いよなぁwww

アジャイル開発、セールスナントカに敗退す
ライトニングトークのあらすじを紹介しましょう。市谷氏がある海岸沿いのSIerにいたころの話。
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お客様から「特定の期間しか使わない。できるだけ早く利用したい。ただし仕様は変わる可能性がある」というシステム開発案件の依頼を受け、「これはアジャイルしかないだろう」とお客様に提案。
市谷氏はこの提案で「勝利を確信したなと」。
「ところがこいつが出てきたんですね、黒船ですわ」と思わぬ競合が出現。「具体的に言うとセールスナントカっていう会社なんですが、完全に競合になりまして」(会場笑)と、某クラウドベンダーが競合に。
「われわれの提案はUIのいい感じのシステム作りますよと。(略)ま、楽勝やなと!」(会場爆笑)

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市谷氏の話には、SIerの開発案件がクラウドによって大きく変わろうとしていること、コアコンピータンスでない部分の開発案件は安価ですぐ使えるクラウドによって奪われていくのだろう、ということが表れていると思います。
もちろん、コアコンピータンスのためのシステムをアジャイル開発で行う場合のプラットフォームとしてPaaSやSaaS、IaaSなどのクラウドを使うこともあり得るので、アジャイル開発とクラウド利用が対立するわけではありません。クラウドをどう使って開発をしていくのか、SIerや開発に関わる人にとって大事な教訓が含まれているのではないでしょうか。

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