勉強会のすゝめ(前) - 国立に通う経済学部生が、夏休み限定で本気出すブログ(情報元のブックマーク数)

大学生への勉強会のすゝめ、インプットの機械でありアウトプットの機会である、コミュニケーションの場て感じだな。

大学生にしたら能力、意識のあるひとを集め続けることが難しい、これは社内勉強会でも同様。

残念な勉強会の例なら幾らでも思いつきますが、成功している勉強会の例はあまり思いつきません。

http://d.hatena.ne.jp/takagyi/20100811/1281550031

僕は、勉強会という場をうまく活用する事によって、各参加者は、インプット機会としても、処理能力向上機会としても、アウトプット機会としても、独学単独よりも効率的に各能力を向上させることが出来ると考えています。ここでの勉強会とは、複数人が集まってあるテーマについて意見を交わす場、と考えてください。所謂『ゼミ』はこれに近いですが、僕のイメージしている"勉強会"はもう少し短期で、各テーマ毎に殆ど1回、多くても2,3回ぐらいのものです。また、必ずしも各テーマの専門家(=教授)がいる必要はありません。*3
しかし冒頭に書いたとおり、身の回りの大学生*4の間では、勉強会については悲観的な考えが多いように思います。理由として挙げられるものに多いのが「意欲・能力のある参加者を継続的に確保出来ない」「集めたはいいものの、自分が興味あるテーマについて語れる人がいない」「主催者の負担が大きすぎる」といったものです。こうした事柄を理由として、「結局独学が一番効率いいよね」となります。

http://d.hatena.ne.jp/takagyi/20100811/1281550031

学生同士でやると専門性も少ないので結構大変、じゃどうしたらいいか、、、

Googleで勉強会情報を調べてみたのですが、社会人が運営している勉強会は上手く運営されているものも多いようです。なので冒頭の疑問の有力な答えは、「学生同士(特に元々知り合いだったメンバー等)で集まっても、元々専門性が少ない上に、特段に異質な観点も無く、相乗効果が得られない」という事ですかね。解決策としては、社会人主催の既に上手く運営されている勉強会に参加する、という身も蓋もない結論です(笑)

http://d.hatena.ne.jp/takagyi/20100813/1281701525

多くの学生のための勉強会として一つうまく行きそうなのは、知識蓄積型勉強会か、確かに事前調査→発表というのはセミナーチックで継続できそうですね、LT大会というのが、会津大学(Aizu.LT)で流行っているのは知識蓄積型講師低負担型で良い事例ですね。

あとは横のつながりを作り続ける、無理をしないと言うのがキーワードかもね。

いきなりですが、もし上手くいく勉強会があるとしたら「知識蓄積型勉強会」で、極力オープンに参加者は募るけれども、参加障壁は高い、といったものではないでしょうか。
「いきなりなんだその知識蓄積型とは」となったかと思いますが、世の中には「知識蓄積型」と「知識交換型」の2タイプの勉強会があります。*1
1. 「知識蓄積型勉強会」では、各参加者が特定のテーマについて勉強会の為に事前に調査し、発表資料を作ります。この際事前準備はバラバラに集めてもいいし、特定の本を分担して集めても良いです。前者の場合は予想外の視点が得られ、後者では体系だった知識が得られます。議論進行形式としては、発散させていくよりも、各参加者の疑問点を潰していく形になります。
2. 「知識交換型勉強会」では、各参加者は特定のテーマについて、興味を持っている事は必須ですが、事前準備はそこまでしなくても参加出来ます。それより重要なのは、議論の場で各参加者独自の知識・経験から他者には無い視点を提供することです。議論進行形式としては、ある特定の答えに向かっていくというより、様々な角度の意見を拾いながら発散させていく形となります。
大学生同士(特に知り合い同士)で行うのならば知識蓄積型勉強会でしょう。このタイプならば、参加者のやる気さえあれば、上手くいくと思います。

http://d.hatena.ne.jp/takagyi/20100813/1281701525

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