vMotion機能がスタンダード版でも利用可能に--ヴイエムウェア、vSphere 4.1を発表 - OS/プラットフォーム - ZDNet Japan(情報元のブックマーク数)

vSpere4.1からvMotionがStandard版から使えるとの事。これはすごい。

今回の4.1より、vMotion機能はStandard Editionでも標準機能として搭載されるほか、中小企業向けのvSphere Essentials Plusでも利用可能となる。vMotion機能を下位バージョンで利用可能とした理由について名倉氏は、「vMotionの技術がこなれてきたことと、小規模環境でもvMotionを使いたいというニーズが高かったため」としている。
また、4.1 では新しい制御システムが導入された。これにより、優先度に基づいてストレージI/OやネットワークI/Oのリソースを適切に割り当てることが可能だ。この新制御システムでは、アプリケーションが共有ストレージとネットワークのリソースをどのように利用するか細かく制御でき、仮想マシンごとにサービス品質の優先度を設定できる。
さらに、4.1にはメモリ圧縮機能が加わった。参照の少ないページをまとめて圧縮することで集積度を向上させ、負荷の大きい処理を実行する際でもパフォーマンスを維持し、アプリケーションあたりのコストを削減するという。以前の実装に比べると、「最大25%のパフォーマンス向上が可能だ」と名倉氏は言う。

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vCenterもライセンスモデルが刷新、物理課金から仮想マシン数で課金らしい。これは、仮想マシン10台で1台分とかHAサーバでお得感があるかも。

また、vCenterについては9月より新ライセンスモデルが導入される。これまでは物理的なハードウェアに対して課金していたが、今後は管理する仮想マシンの数に応じて課金することになる。名倉氏はこの変更について、「テクノロジが進化するにつれ、物理環境をベースにした課金方法が合わなくなってきた。今後はサービスに見合うような、“Pay Per Use”(使った分だけ支払う)というクラウド的な観点からも、新しい課金方法を導入する。むしろ初期投資は抑えられるはずだ」としている。

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