「はやぶさ」、6月13日の地球への帰還が確実に - 4回目の軌道修正に成功 | エンタープライズ | マイコミジャーナル(情報元のブックマーク数)

はやぶさがついに4回目の軌道修正を完了し、オーストラリアへの突入が確実となったとのこと!おめでとうございます!!!お待ちしていますよ!

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月5日、6月13日の地球帰還に向けて宇宙を航行している小惑星探査機「はやぶさ」の第4回目となる軌道補正マヌーバ(Trajectory Correction Maneuver:TCM-3)が無事に、地球再突入時の目標地点であるオーストラリアのウーメラ空軍管理区域(Woomera Prohibited Area:WPA)へと設定することに成功したことを発表した。これにより、はやぶさの地球帰還は確実なものとなった。
TCM-3は6月3日12時00分(日本時間)より開始、イオンエンジン噴射加速を約50時間行い、6月5日14時ころに軌道変更を終了した。「予定では14時前ころに終了する予定だったが、イオンエンジンが最も安定できる推力を計算したところ、若干高めでの実行となった結果、予定より10分ほど早く目標とする加速度に到達。しかも高い精度を達成したことで、確実にWPA内に入れる軌道を確保できた」(JAXA 川口淳一郎プロジェクトマネージャ)とする。

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/06/05/009/index.html

最後の雄姿見せてほしいですね!

なお、はやぶさに搭載されているカメラは消費電力を抑えるために長い間オフになっている。現状も、カプセルを地球に降下させる体勢では地球の撮影は方向が異なるため無理で、無理に行おうとすれば機器に影響を与える可能性もあるため、使用しないことが決定されている。ただし川口氏は、「カプセル分離後も3時間程度は通信が可能なため、そこでもしかしたら挑戦してみる可能性もある」とし、「もしできることならば、内之浦、九州を撮影できれば、と思っている」とはやぶさの最後に向けた思いも述べてくれた。

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/06/05/009/index.html

50時間もイオンエンジンを噴射したんですか!

はやぶさは約50時間にわたってイオンエンジンを噴射し、豪州南部に向かう軌道に乗った。小惑星イトカワ」表面の微粒子が入っているとみられるカプセルの回収が最後の課題になる。
神奈川県相模原市にある宇宙機構の運用管制室で、5日午後1時44分に軌道修正が確認されると、プロジェクト責任者の川口淳一郎教授が関係者と笑顔で握手した。川口教授は記者会見で、「宇宙旅行の往復がはやぶさの大きな目標だった。感慨無量」と語った。

http://www.asahi.com/science/update/0606/TKY201006050378.html

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