NTTソフト、企業向けメール誤送信防止製品の新版−“見える化”で管理者を支援 - Enterprise Watch(情報元のブックマーク数)

メール誤送信防止製品らしい、メール暗号化を自動でしたり承認させたりする製品みたいだ。

エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社(以下、NTTソフト)は3月17日、企業向けメール誤送信防止ソリューションの新版「CipherCraft/Mail サーバタイプ Ver.5.2」を3月31日より販売開始すると発表した。
「CipherCraft/Mail」は、世界最高水準の暗号強度をもつNTT研究所の暗号技術「Camellia」を搭載したメール暗号化製品として2003年10月より提供開始し、これまでに350社、15万ライセンス以上の販売実績があるという。今回、同ソリューションの「サーバタイプ」に、メール業務をタイムリーに可視化する機能や利用者管理を容易にする機能など、運用管理者を支援する機能を追加した新版を投入する。
この発表にあたり、法人営業部ソリューション営業部門長の小牧徳夫氏が、メール誤送信防止の市場背景を説明。「メール誤送信防止の市場規模は、ここ数年で急速に拡大し、今、まさに立ち上がってきている市場だ。個人情報漏えいの事故原因を見ても、トップの『紛失』に次いで、第2位が『電子メールの誤送信』となっている。この背景には、電子メールが企業間コミュニケーションの中心となり、業務での電子メール利用量が増加したことが挙げられるが、問題なのはメール業務が個人の自己完結的な作業であるという点。そのため、個人のうっかりミスで、あて先指定誤りによる外部へのメール誤送信が起こりやすく、一方で、事故が発生した際には会社としての責任・信用問題が問われることになる」と述べた。

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企業に入れるにはこういう見える化が必要。そこにちゃんとフォーカスして対応しているNTTソフトウエアさんはさすがですな。

今回の新版では、これまでの利用者向け機能に加え、運用管理者を支援するための機能を強化した。「運用管理者からの要望として、導入効果を定期的に把握したい、どのようなリスクが潜んでいるかを知りたい、部署ごとに誤送信の防止のポリシーを変えたいといったニーズが高まっていたが、従来版では、運用管理者が日々のメール送信状況を把握することは容易ではなかった。こうしたニーズに対応するため、今回、運用管理者向けに“メール誤送信防止の見える化機能”を提供する」(小牧氏)としている。
新機能によって、運用管理者は、「CipherCraft/Mail」の管理画面から、どの組織で添付ファイルの利用が多いのか、どのような頻度で送信キャンセルをしているのかなどの情報を統計的に把握することが可能となる。さらに、この情報をもとに、メール誤送信対策の効果の把握や、誤送信の危険性の高い組織の把握などを行うことで、リスクの芽を早期に発見し、より効果的な誤送信防止対策を先回りして実施することができる。

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