仮想化されたネットワークの運用は難しい──JANOG25で感じたクラウドの“実際” - 近藤邦昭のインターネッ...:ITpro(情報元のブックマーク数)

JANOG25レポート。

2010年1月21日、22日とJANOG25が開催されました。今回の開催地は新潟です。冬の新潟ということで「雪」を楽しみにいざ出発。前日夜まで予定が入っていたので、夜9時ごろ東京発の新幹線で新潟に向かいました。到着したのは深夜でしたが、地元新潟の方々は温かく迎えてくれました。その日、夜更けまでお供させてもらったのはいうまでもありません。

仮想化されたネットワークの運用は難しい──JANOG25で感じたクラウドの“実際” | 日経 xTECH(クロステック)

仮想化でネットワークが接続でしかなくなってしまって、物理的にもつながっているだけっていう状態になる。論理的接続形態まで考える必要があるってことか。

コンピュータネットワークを構成するメモリー、CPU、ディスク、ネットワークなどのオブジェクトは、ネットワークを介して再構成することが可能になります。すると、物理的制約をほとんど受けなくなります。単純に言うと、サービスネットワークを構築する場合に、地理的な制約をほとんど考えなくて済むようになっているのです。
これは、ネットワーク屋を長くやってきた私からすれば、「ネットワーク」というオブジェクトが「ネットワーク」を使って地理的制約を解き放つというところでもあります。制約を解き放つためにサービスネットワークという論理的なネットワークを物理ネットワーク上に展開してしまうのです。細かい議論をすれば、これは単なるVPN技術だったりしますが…。
重要なのは、物理ネットワークは各オブジェクトをつなぐための通信路であることです。もはや、エンドユーザーにサービスを提供するためのネットワークだけではなくなっているのです。

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