「即席クラウド」を実現するMorph mCloudのビジネスモデル − @IT(情報元のブックマーク数)

GoogleAppEngine対抗のPaaSサービスらしいです。

CSKベンチャーキャピタルの出資を受けているMorphlabsが、日本でいち早く展開する「mCloud」サービスは、同社が提供していたGoogle App Engine対抗ともいえるPaaSサービス「Morph AppSpace」のために開発された技術を活用している。しかし、Morph AppSpaceが直接開発者を対象としていたのとは異なり、企業ITのクラウド化を目的としている。
AppSpaceでは、グーグルやアマゾンのようにハードウェアを自前で準備することができなかったため、ビジネス的に苦戦を強いられた(AppSpaceはAmazon EC2上のサービスとして提供していた)とダマリロ氏は説明した。これを教訓に同社がmCloudで採用したのは、「パートナーとの共存共栄」作戦だ。ダマリロ氏はこれを、「さまざまな人々がそれぞれのPaaS環境を作れるようにするためのイネーブラーになる」と表現する。

「即席クラウド」を実現するMorph mCloudのビジネスモデル − @IT

こういう売る人がお金になるクラウドプロダクトが売れるんでしょうね。

「mClound Server」

IBMの「IBM BladeCenter HS」にハイパーバイザ(オープンソースXen)やmCloudのソフトウェアを導入したオールインワンの社内クラウド環境パッケージの貸し出し。最大96個の仮想マシンをこのうえで稼働できるといい、利用料は月額70万円から。ユーザー企業は、mCloud Server上に作成したシステムを、そのまま社内で運用することもできるし、Morphlabsのパートナーが提供するクラウドサービス上にデプロイすることも可能だ。企業は逆に、クラウドサービス上で開発・検証したアプリケーションを、mCloud Serverに移行することもできる。
ハードウェアはMorphlabsがIBMからリースし、これを顧客にレンタルする。ほかのサーバベンダとも同様な仕組みを実現していきたいという。なお、スモールスタートしたいユーザー企業のために、10個程度の仮想マシンを稼働できる、Shuttle製コンピュータを用いた「mCloudスターターキット」(月額10万円から)も提供する。

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