[姿勢編]プロジェクト事務局を軽視してはいけない - プロジェクト・マネージャの「やってはいけない」:selfup(情報元のブックマーク数)

PMOを馬鹿にしたら本当に苦労しますよ。PMOは本当に大事だと、外れてから気付いた人が通りますwwww

あとPMOは2人体制以上にしないと、休みが取れないとか、PMOの確認、承認が取れないなど問題がありますね。ちょっと大きかったらそのあたりは、PMOを作って任せてしまうというのは一つの手ですね。(半年先までの会議室の予約をしていた人より。

Kさんはこれまでいくつかのシステム開発プロジェクトでPMとして指揮を執ってきたが,プロジェクト事務局という組織をプロジェクト内部に準備したことはなかった。Kさんは,今回PMを引き受けるに当たり,同僚のFさんから「プロジェクト発足と同時にプロジェクト事務局を設置すべきだ」という助言を受けていた。それはFさんが過去大規模開発プロジェクトでプロジェクト事務局を軽視したために大変な目に遭ったという経験に基づくものであった。
しかし,プロジェクト事務局に関する苦い経験をしたことの無いKさんはこの助言を素直に受け入れなかった。事務担当の派遣社員を1人追加しただけであった。
プロジェクトがスタートして間もなく問題は発生した。派遣事務社員の負荷が非常に高くなっていたのである。それでもKさんは「派遣事務社員が業務に不慣れなのと,そもそもスキルが低いためだ」と考え,特に対応策を講じることはなかった。
プロジェクトを開始して1カ月後,派遣事務社員は体調不良を理由に会社を休むようになってしまった。このままではプロジェクト運営に支障が出ると感じたKさんは,やむなく替わりの派遣社員が来るまで,プロジェクト事務局にかかわる業務を自分でやろうと考えた。
しかし,その考えが甘かったことをすぐに実感する。Kさんが考えている以上に,プロジェクト事務局の仕事は多岐にわたっていた。定例会議一つ行うにしても大変だった。事前資料準備から関係者の日程調整,会議室の手配,プロジェクタなど備品の手配,会議終了後には議事録作成から議事録確定までの連絡と,これだけで1〜2日が潰れてしまうことに初めて気づいたのであった。

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まさにこの通り、スケジュールやマイルストーン確認や課題管理なんかが一番ややこしいですね。80%です、と言い続ける人の詳細をどう出させるかとか色々難しいものです。

プロジェクト事務局の役割

プロジェクト事務局のなすべき役割について,『プロジェクト・マネジメント―実践的技法とリーダー育成』(福沢 恒著,ダイヤモンド社)では次の13項目を紹介している。
(1)マスター管理
(2)作業計画のとりまとめ
(3)各工程へのタスク定義
(4)会議体の運営
(5)作業環境整備・管理
(6)課題管理
(7)進捗管理
(8)品質管理
(9)予算管理
(10)プロジェクト標準管理
(11)要員管理
(12)ナレッジ・マネジメント
(13)プロジェクト作業報告
同書が紹介しているプロジェクト事務局の役割は,PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)的な性格が強いものではあるが,多かれ少なかれ同じような機能が必要である。ここで,筆者が特にその重要性を伝えたいのは,「(5)作業環境整備・管理」についてである。

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本当に縁の下の力持ち、全然生産性は持たないけど、担当が言っている内容が正しいか、妥当性があるか、説明が十分かなんかまで理解しないといけないので、あるいみPMの力の養成所ですね。結構適当にPMOならわからないだろ。って適当に言う人もいたりする。

プロジェクト事務局は縁の下の力持ち

プロジェクトの花形はプロジェクトを切り盛りするPMであったり,天才的な能力を発揮するプログラマーであったり,プロジェクトの危機を救うSEであったりと様々である。しかし,彼らがその能力を発揮し,プロジェクトという舞台で華々しく舞う裏側には,プロジェクト事務局という縁の下の力持ちがいることを忘れてはならない。仮にそういう組織を設置していなくとも,同様の働きを行っている人間が必ずいるはずである。そうでなければ,プロジェクトは必ずどこかで破たんする。
PMたるもの,決してプロジェクト事務局を軽視してはならない。普段目立たない彼らの働きがあるからこそプロジェクトが順調に進むことを常に念頭に置き,無事にカットオーバーを迎えたその日には大々的に褒め称えるべきである。

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