そのメール,本物ですか?電子送金の通知などを装った不正プログラム攻撃が発生 - インシデントSpotlight:ITpro(情報元のブックマーク数)

企業のユーザー向けに電子送金を確認するスパムで、添付にウイルスが含まれているそうです。

トレンドマイクロのウイルス解析チームが最近確認したスパム活動の一つに,企業で働くユーザーを狙ったものがあった。攻撃に使われた不正メールは,特定の企業あてに作成され,特定の電子送金を確認するメールを装ったものだった。しかも,以前に送信されたメールへの返信の形をとっていたため,より信用できそうに見えた。

 このスパム・メールには,悪質なオブジェクトを埋め込んだRTFファイルが添付されていた。このファイルは,一見すると電子送金の詳細を記載した文書だが,トレンドマイクロの製品では「TROJ_DROPPER.MGO」として検出される。ユーザーがこのファイルを開き,オブジェクトをクリックすると,「TROJ_DROPPER.MGO」は,「TROJ_DLOADR.AOZ」として検出される不正ファイルを作成し,実行するようになっていた。

そのメール,本物ですか?電子送金の通知などを装った不正プログラム攻撃が発生 | 日経 xTECH(クロステック)

詐欺的な行為に関する報告のうちメールが74%だそうですが、まぁ一番メールが送りやすいしね。

米国インターネット犯罪苦情センター(Internet Crime Complaint Center)の報告によれば,同センターが2008年に受けた詐欺的行為に関する報告のうち,74%でメールが利用されていた。このようにメールを使った攻撃が多発している状況を考え,ユーザーは,不注意にせよ好奇心にせよ,自分が日々の業務の中でスパムメールを開いてしまう可能性が高いことを意識しておくべきである。

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