パンデミック]BCP作成のポイントは「縮退認定」「権限委譲」「対策の日常化」 | 情報・通信 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉(情報元のブックマーク数)

BCPを作成した際の失敗談からの推奨BCP作成方法、確かに餅は餅屋強い人がそれぞれ作って、それをマージして行ったり共同作業でまとめたほうが実践的ですよね。ボトムアップってのも大切ですね。

過去に自分一人でBCPを作成した際の失敗談を披露。「業務分野を問わず一人で計画を作ったために、自分自身が計画のボトルネックになってしまった」(佐柳氏)という。この反省から、パンデミック対策のBCPでは「SPOF(Single Point of Failure)が起きないように設計することが重要」と佐柳氏は考える。「時間はかかっても、総務なら総務部門、経理なら経理部門の現場の担当者が、実務に即した計画を作るべきだ」(佐柳氏)。

 佐柳氏が、パンデミック対策のためのBCP作成において重要項目に位置づけるのは、「縮退認定」「権限委譲」「対策の日常化」の3つである。

http://www.nikkeibp.co.jp/it/article/NEWS/20090629/332886/

縮退と縮小か、難しいけど手放してでも業務を優先か、決定権はちょっとでも自部署にあるので必ず通ってもらう!では、理解してもらうのは難しいかも

これまでのBCPでは、各部門が自分の業務を手離さなかったため、縮退ではなく、全事業を小規模に継続する「縮小」に陥っていた。「会社存続のために自分の部門の縮退が必要ということを部門長に納得させることは、実際には非常に難しい作業だ」(佐柳氏)。

http://www.nikkeibp.co.jp/it/article/NEWS/20090629/332886/

素晴らしい、夏休みをつかった訓練とか、素晴らしいですね。権限委譲は、役職ではなく有事の代理ってのが大切みたいです。

佐柳氏は「権限委譲は簡単ではない。特に日本企業は、権限を与えることも、与えられることにも慣れていない」と指摘。パンデミック下の権限委譲のリハーサルとして、「夏季休暇中に、部下に権限を委譲する練習をしてはどうか」と提案した。

 権限委譲のためには「事前に司令者の代行者順位を決めておく必要がある」(佐柳氏)。ただし、「部長の代行者に適任なのは、必ずしも“次期部長候補”ではない」と言う。代行者の唯一の条件は、「有事に仕事ができること」。年齢も役職も関係ない。「そういう人物を選出できるかどうかに、企業の存続がかかっているといっても過言ではない」(佐柳氏)。

http://www.nikkeibp.co.jp/it/article/NEWS/20090629/332886/

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