15年目を迎える日立の「JP1」:Ver.9のキーワードはクラウド対応 - インタビュー - ZDNet Japan(情報元のブックマーク数)

JP1の最新版version.9ではクラウド対応?らしいです。

JP1はこのところ、ほぼ3年に1度の割合でメジャーバージョンアップを行ってきた。2003年に発表したVer.7では、当時急速に普及してきたインターネットビジネスやiDCへの対応を打ち出した。そして、2006年のVer.8はITインフラから、より上位のビジネスレベルへフォーカスした。

 このように、それぞれ時代の要請にしたがって行ってきたバージョンアップだが、今回のVer.9の特徴を端的に表現すれば「クラウドコンピューティング」への対応ということになる。

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クラウド対応=仮想化対応みたいです。

大規模化、複雑化を促進しているテクノロジー的なバックグランドは仮想化だ。仮想化によってシステムのリソースを集約でき、効率的な活用が可能になる。さらにリソースの設置面積も削減でき、消費電力も削減できる。つまり、グリーンITが実現する。

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ジョブ管理を刷新とのこと。

そしてもうひとつ、Ver.9の機能面での特徴はオートメーションを司るジョブ管理の刷新といえる。ジョブ管理機能はJP1の特に大きな差別化要因となっているが、これをVer.9では全面的に作り直した。

 「ジョブ管理のAJS2を今回、10年ぶりにAJS3に刷新しました。前回このようにアーキテクチャを変えたのはVer.6のときで、今回のVer.9ではやはりSmartを掲げ、分かりやすさを実現しました。ひとつは起動性能の大幅な改善です」

 GUIレベルでの改善に留まらず、運用業務の切り口から分かりやすさを追求したという。従来から機能強化は進めていたが、今回は定評のあったビジュアルなジョブネット画面に定義情報もひとつの画面で表示できるようにした。

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