感情的なメールが人間関係を破壊する:記事の芽(情報元のブックマーク数)

メールのみの危険性、攻撃的になってしまう、感情で投げてしまう。そういう悪い点があるってことで、使い分けですね。

社員は10人にも満たない小さな会社ですが、やり手の社長と実務に通じた専務が、二人三脚で組織を回してきました。二人はもう10年以上の付き合い。大事なことは、言葉を交わさなくてもわかり合える仲でした。
 ところが、ある時二人はささいなことで意見が分かれます。まずいことに、一方が相手の考えをメールで批判。もう一方もメールで応酬し、激しい非難合戦になったのです。二人の机は、壁一枚隔てた隣同士の部屋に置かれています。距離にすれば、5メートルも離れていません。その気になれば、いつでも話ができる。なのに互いに口をきこうとせず、相手をメールで攻撃し続けたのです。

 つくづくメールは、恐ろしいツールだと思いました。事務連絡の道具として使うなら、これほど便利なものはありません。しかし、興奮している時に使うのは非常に危険です。感情が激していると、自ずと攻撃的な調子になり、相手に対して平気で失礼なことを言ってしまいます。50代の社長と40代の専務。人生経験豊富な二人が、たかがメールのやりとりをきっかけに仲違いし、修復不可能な関係になってしまったのです。

感情的なメールが人間関係を破壊する | 日経 xTECH(クロステック)

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