セキュリティは雲の中へ〜クラウドは安全ですか?:企業IT部門の変革を支援するエンタープライズ実践情報サイト EnterpriseZine(情報元のブックマーク数)

三輪節炸裂インタビュー編w、でも中途半端な終わり方・・・

「『いまさら聞けない』あなたのためのセキュリティ講座」は、いまさら聞けないセキュリティにまつわるあれこれを、セキュリティのスペシャリストである三輪信雄さんにうかがっていこうという企画です。第1回目のお題は「クラウドとセキュリティ」。

セキュリティは雲の中へ~クラウドは安全ですか? (1/3):EnterpriseZine(エンタープライズジン)

クラウド化によるデータ不在、不明の危険性、これは怖い。

クラウドといったときに、これまでの技術革新と大きく違うところがあるんです。それは、データ、すなわち情報資産が世界の特定企業の傘下に集まってしまうこと。
ホストコンピュータの時代から考えてみれば、これまでも、オープンシステム、インターネットときて、そのつど、分散したりデータセンターに集められたりしてきました。しかしながら、どのような変遷にあっても、情報資産は所有する企業の管理下にあったわけです。
それが、今回は全く違う国の違う企業に託されてしまうところが大きく違うところです。しかも、場合によっては、そのデータがどこにあるのかも分からないこともあり得る、と。

セキュリティは雲の中へ~クラウドは安全ですか? (2/3):EnterpriseZine(エンタープライズジン)

経営的な立場による、クラウドによるIT業界の営業利益の損失の危険性。

このままでは情報セキュリティ業界がなくなってしまう!と直感したのです(笑)。
だって、サーバがなくなれば、仕事の半分以上がなくなってしまいますから。このままこのような企業が増えたらどうしよう、って素直に思いました。
確かに、テレビに出ていた会社では利便性が重視され、業務効率も上がったと思います。一方で、情報資産の管理責任からすると疑問が残ります。自分で管理する思考を止めてしまって、「なんとなくあっちの方がいいと思う」ということでしょう。
一方、じゃあ、適当に有名なSIerに丸投げしている場合だったら、いっそGoogleの方が安全じゃないのか?と言われるかもしれませんし、なまじ自分で管理するよりもGoogleの方が安全でしょう、と言われるかもしれません。

セキュリティは雲の中へ~クラウドは安全ですか? (2/3):EnterpriseZine(エンタープライズジン)

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