セキュリティ機能を購入して追加するモデルは時代遅れ──専門家が指摘 : セキュリティ - Computerworld.jp(情報元のブックマーク数)

セキュリティは基本になっているから、セキュリティをアドオンで実現しようとする製品は時代遅れになっているとのご意見

仏Alcatel-Lucentが先週パリで開催した「Enterprise Forum 2009」のパネル・ディスカッションで、セキュリティ専門家らは「セキュリティ対策は、ソフトウェア開発のごく早い段階から考慮する必要がある。クラウドや仮想化の台頭で機密データの実際の所在がわかりにくくなっているだけに、IT業界は堅固な製品を提供しなければならない」という意見で一致した。

 このパネル・ディスカッションでは、認証プロバイダー米国SignaCertの創業者でCEOを務めるワイアット・スターンズ(Wyatt Starnes)氏などのセキュリティ専門家らが、膨大なアプリケーションの現状を検討し、サード・パーティやアドオンのセキュリティ・パッケージによって安全性を確保しようとする従来のモデルは、時代遅れになっていると論じた。

http://www.computerworld.jp/news/sec/137950.html

脅威は変化しているだけで、根本的にソフトウエアが直面する脅威は変わっていないとのこと。うーん、そりゃー変異が激しすぎたらあれだけどな・・・

 「ソフトウェアが直面する脅威の大部分は、既知のものだ」とソラリ氏。「サイバー犯罪やボット・ネット、ルート・キットなどと、IT環境にはさまざまな脅威が存在するが、こうした脅威は以前から存在している。単に、新しい形に変異しているだけにすぎない
 スターンズ氏は、「個人で活動していた悪質なハッカーたちがプロ集団化しており、多くのツールやリソースを好きなように利用している」と現状を述べ、「セキュリティ対策が、製品開発の上流工程の問題であることはまちがいない。ユーザーの問題ではないのだ。自動車は、メーカーがエアバッグやシートベルトを装備することで安全になった。そうした問題解決が、ソフトウェア業界でも行われていくだろう」と予想を述べた。

http://www.computerworld.jp/news/sec/137950.html

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