「Macでe-Tax」−−怒るというより笑っちゃうくらい、あきれる話:林 伸夫「Long and Winding Mac」(情報元のブックマーク数)

そういえば、そんなこともあったな。

実は2006年9月以来、マイクロソフトは「電子政府システムの利活用促進に資する協力」を行うとして、日本政府システムが配布するルート証明書Windows UpdateやOSそのものに組み込んで配信し始めている。

 配信開始のきっかけは松田岩夫内閣府特命担当大臣(IT)(当時)より協力要請があったため。マイクロソフトは直ちに内閣官房総務省をはじめとする関係省庁等の協力を得ながら対応準備を進めた。この時、松田氏は「シェアの最も高いWindowsでよろしく」と依頼、アップルには打診はしなかったという。

 この結果、Windowsには2006年から「日本政府PKI総務省認証局およびLGPKIアプリケーション認証局)」が、2008年からは政府共用認証局(官職認証局)のルート証明書、OfficialStatusCAと政府共用認証局(アプリケーション認証局)のApplicationCAがプリインストールされて出荷されている。

 以上の理由で「e-Gov」サイトなどが怪しいとは言われずにすんなりと「e-Gov」サイトに記述してあるフィンガープリントの参照ができ、住基カード公的個人認証の証明書が使えるのだ。

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