多機能ウイルス「Virut」に注意、Webやプログラム経由で感染拡大:ニュース(情報元のブックマーク数)

2006年頃からはやり出したVirutというウイルスの亜種が続々出ているとのこと。

情報処理推進機構IPA)は2009年3月3日、複数の感染機能を持つ「Virut(ヴィルト)」ウイルスの届け出件数が増えているとして注意を呼びかけた。プログラムやWebページなどを経由して感染を広げる。例えば、脆弱(ぜいじゃく)性のあるパソコンでは、ウイルスによって改ざんされたWebページにアクセスするだけで感染する恐れがある。

 VirutがIPAに初めて報告されたのは2006年8月。その後、感染機能などを“強化”した亜種(変種)が続々出現。ここ1年間の月ごとの届け出件数を見ると、Virutはほぼ毎月上位10番目以内に入っているので、継続的に被害をもたらしていることが分かる。

 Virutの特徴は、複数の感染機能を持つこと(図)。一つは、実行形式ファイル(プログラムやスクリーンセーバー)経由の感染拡大。感染パソコン中のexeファイルおよびscrファイルに、ウイルス自身を埋め込む。感染ファイルを別のパソコンで実行すると、そのパソコンにもウイルスが感染する。

多機能ウイルス「Virut」に注意、Webやプログラム経由で感染拡大 | 日経 xTECH(クロステック)

続々と亜種の感染が増えてきているとのこと。要注意!

2009年2月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を公表した。IPAでは、ウイルス「W32/Virut」の届出が2008年末から徐々に増えており、感染・拡散機能が強化された亜種により感染が拡大している考えられるとして、注意を呼びかけている。

ウイルス「W32/Virut」亜種の感染拡大に注意、IPAが呼びかけ

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