ERPで企業が幸せになるために必要な3つの視点 - ERPは企業の期待に応えたか - ZDNet Japan(情報元のブックマーク数)

本当にこの3つがキーワードになりますね。導入検討時も、アップグレード時も、本当にこの3つだけの費用を計算しているかもしれない・・・

約3カ月にわたる連載の中で見えてきた、ユーザー企業がERPに対して抱える課題のうち大きなものは「アップグレード」と「インテグレーション」、そして「保守費用」の3つだったように思う。これらを解決して「幸せ」になるためにはどうすれば良いのだろうか。

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アドオンのアップグレード時の解析は本当に大変みたいですねぇ。。。

そうしたアドオンがアップグレード時には頭痛の種となることが多いのだ。アップグレードをしたら、アドオンの影響が予想以上に広い範囲に及んでしまい、その調整に大きなコストがかかってしまうケースも多い。その他にも、OSやミドルウェアのアップグレードが必要になったり、業務手順書の変更、エンドユーザーのトレーニングなど、何かとコストがかかる。企業の血流である基幹業務に直結するシステムだけに「見切り発車」は許されない。これでは、アップグレードによってもたらされるはずのさまざまなメリットが、そのためにもたらされるデメリットに埋もれてしまう。

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最近のはやりは、ERPと周りにSOAでアプリを並べるタイプみたい。

実際に、多くのベンダーがサービス統合の方向に動いている。SAP NetWeaverもOracle Fusion MiddlewareSOAを指向しているし、インフォアも「Infor Open SOA」の戦略にのっとったサービスコンポーネントの開発を進めている。
 SOAをベースとして、レガシーシステムや専用システム、ERPシステムをうまく連携させる方向性を目指すことが、将来のことを考えた場合でも現実的かつ最良の解となるはずだ。

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20%も5年積み重なれば倍額か・・・

保守費用も悩ましい問題である。一般的なERPパッケージの標準のサポート期間は5年。保守料金は購入したライセンス料の20%が相場であり、保守費用は5年間でライセンス料と同額になる。

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まぁ、法律対応や通貨変更とか柔軟に各国の対応を自動的にしてくれるのは嬉しいよね。20%でも人を抱えるより安いかもしれない・・・・し、高いかもしれない・・・

ERPシステムもソフトウェアであり、次々と機能が追加されていく以上、バクが100%なくなることは現実的にないし、修正パッチは当然必要なためサポート契約をしないわけにもいかない。

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フランスの公の会計システムはSAPで統合されているそうです。。。。すげぇ。

余談だが、フランスの公会計システムは、各省や地方機関がSAPで統合され、予算と決算がたいへんクリアになっているという。日本の財政を管理する官庁会計システムは手組みで開発中のようだが、いっそのこと、ERPパッケージを入れて各省を統合管理し、ガバナンスを効かせて特別会計の中身も「見える化」してはどうだろう。税金を納める国民に対して、会計がフェアであることを示せ、「埋蔵金」などと騒がれることもなくなるのではないだろうか。

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