ERPを歴史的背景から見てみる - ERPは企業の期待に応えたか - ZDNet Japan(情報元のブックマーク数)

確かにパッケージ、だからパッケージの利点もあり欠点もある。想像してください筆まめとかのソフトを。

毎年アップデート可能で、法改正(きっての金額が変わったり、郵便番号変更)があっても対応してくれる、ユーザはアップデートを適用するだけでOk
そして、企業アプリなので、真ん中のデータベースにすべて一元管理される、タダそれだけなんですよ!とは言い切れないくらい色々あるが・・・

ERPの定義」を専門家に聞いてみたところ、即座に「ただのパッケージだよ」という答えが返ってきた。そう答えたのは、ITR(アイ・ティ・アール)のプリンシパル・アナリストである浅利浩一氏だ。

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生産管理のMRPが拡張されて追加されてERPとなったとのこと。

ERPの起源については、70年代に米国の製造業において普及した生産管理手法であるMRP(Material Requirements Planning)があり、それが80年代に入ってMRP II(エムアールピー ツー、Manufacturing Resource Planningの略)に発展。そしてMRP IIに会計や人事などの業務管理機能が追加されて、今日のERPになったという説が一般的であるようだ。

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へぇーーーー会計はあとから追加されたアプリ・・・なんだ。

「MRP IIにAccounting(会計)が同梱され、さらにHR(人事、Human Resources)も追加されたクライアント/サーバモデルのアプリケーションのことをERPと呼ぶことはできる」と話す。ということは、一般的にERPシステムのコアと見られがちな会計機能は、歴史的には後から追加されたことになる。

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生い立ちは中堅企業向けアプリ、でも気がつくと・・・

ERPは基本的に大規模企業向けだと思われがちだが、業界第1位であるSAPの生い立ちを見ると、必ずしもそうではないことにも気がつく。同社のERP製品は、ドイツの化学メーカーのために開発した業務統合システムをベースに、パッケージ化して市販したのが始まりだ。大規模な一括処理がメインフレームで行われていた時代だから、オープンシステムを使っている企業や、メインフレームを採用したくない企業がターゲットだった。当時は、まさに中堅企業向けのアプリケーションだったのだ。

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