SAP、ERP用エンハンスメント・パッケージ最新版をリリース : ERP - Computerworld.jp(情報元のブックマーク数)

SAP ERP 6.0のエンハンスメントパッケージ 4がリリースだそうです!

ドイツのSAPは11月12日、統合ERPパッケージ「ERP 6.0」を機能強化する最新版エンハンスメント・パッケージ(バージョン4)をリリースした。
近年、SAPは製品の定期的なフル・アップグレード(メジャー・バージョンアップ)を中止し、その代わり、既存バージョンのソフトウェアに機能を順次追加していくという戦略を採っている。エンハンスメント・パッケージの配布はこれを反映したものだ。

http://www.computerworld.jp/topics/erp/127029.html

エンハンスメントパッケージでバージョンという概念をなくしたのは良いなぁ。これで長い時間かけてERP 6.0を広めたらその後の動きも制御しやすいし。

今回リリースされたエンハンスメント・パッケージ最新版では、これまでにリリースされた3バージョンの機能に加え、100点を超える新機能が追加された。財務、人事、工場設備/操業、製品開発/調達などの業務機能において改善が行われたほか、自動車、防衛、金融、小売、公共事業といった、個別の業界に対応する専門的機能も加わった。

http://www.computerworld.jp/topics/erp/127029.html

EhPが良いとも言えるが、新しい機能をいれる時には必ずEhPのバージョンアップが発生するので、バージョンと同じことかもしれない・・・

ただ、ユーザにしてみたらバージョンアップより、EhPの方が、障壁は低い・・・

独SAPは最新版のERPパッケージ「SAP ERP 6.0」以降、メジャーバージョンアップを実施しないと06年に表明。一方でERP 6.0の機能強化向けに「エンハンスメントパッケージ(EhP)」と呼ぶソフトウエアを提供している。EhPはこれまでに3バージョンを出荷している。EhPの最新版である「EhP4」は年内に提供予定。「為替の管理機能や債権の回収管理など、昨今の不況時に顧客企業が必要としている機能を反映した」とデネケン氏は説明する。

 EhPはパッチのように「順番通りにすべてのバージョンを適用しなければいけないものではない」(デネケン氏)という。「顧客企業がEhPで提供している機能を必要と思った時点で、インストールすれば済む」(同)。このため「経営環境の変化などに追随しやすい」(同)としている。

「バージョンアップなしに機能強化を進める」、独SAPがERPの製品戦略を説明 | 日経 xTECH(クロステック)


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