IPAがユーザー企業向けスキル標準「UISS」新版、情報処理技術者試験には10月対応:ITpro

ユーザ企業向けのスキル標準(UISS)を作ったそうです。

情報処理推進機構IPA)は2008年3月31日、ユーザー企業向けスキル標準「UISS(Users’Information Skill Standards)」の新版Ver1.2を公表した。標準の中心を成すタスクフレームワークをはじめ、内容を大幅に見直した。08年10月に情報処理技術者試験の新制度との対応を明確化することも明らかにした。報告書はIPAのWebサイトからダウンロードできる。

情報システム機能を再検証するためのフレームワークみたいです。ふむぅ。

IS(情報システム)機能を再検証し、不足する機能を追加した。UISSは、ユーザー企業における情報システムの設計、構築、活用、評価に関連する業務をIS機能として体系化し、「タスクフレームワーク」としてまとめている。Ver1.2では、IS機能やユーザーから寄せられた意見を反映する形で、IS機能全般を検証。IS機能の追加・統合や、機能間の関係見直しを実施した。
特に重視したのは、ITガバナンスの視点での検証。内部統制の整備が求められていることが背景にある。検証には、ITガバナンスのフレームワーク「COBIT 4.0」を参照した。例えば「IS保守・運用」としていたのを「IS保守」と「IS運用」に分離する、といった修正を施した。

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