第18回 あなたの会社は仕事中にはてぶを使えますか?──IT鎖国する大企業 | WIRED VISION
はてぶやRSSリーダなど見れないと、色々面倒になるんですけど制限したがるのは大企業の世の常。
はてぶやスラッシュドットなど業務上有用と思われるサイトでさえ2-3割の企業は禁止していると調査結果に出ている。企業が利用するパソコンも勝手にソフトをインストールすることは禁止なところが多く、USBやDVDなどの外部からのデータの入出力自体を禁止するところが増えており、全てネットワークで中央からコントロールし、ローカルのハードディスクは利用しないシンクライアント方式のパソコンに全部切り替えるところも増えており、つい先日も機密漏洩で問題になった防衛庁が全面切り替えを発表した。
確かに無料で大容量を用意しているところは多いですね。
はてブ だけではないが、社外とのコミュニケーションや情報共有の場を仕事とは認識してもらいづらいんですよね・・・
例えばITのエンジニアにとっては社内の情報も大事であるが、同じ言語で開発している世界中の仲間のナレッジはもっと重要であり、はてぶ(はてなブックマーク)などは重要な知識共有の場になっている。米国で人材流動化が進む理由のひとつは職業人同士のコミュニティが強く、ひとつの職業を持っていれば別の会社の同じ仕事をすぐできるようなスキルを磨いていることにあると言われているが、日本は相変わらず企業内のOJTや研修に力を入れている。日本の大企業がこのまま縮こまり、横の連携やコミュニケーションを阻む方向で動くことは、人材育成の面でも危険な選択になると思われる。