「VMwareかHyper-Vか?」,仮想化を巡る気の早い話:ITpro
エンタープライズに手を出しているVMwareとまずは、使ってもらおう(Xen)スタイルのMicrosoftの構図になるのかな・・・
一方のVMwareも,サーバーへのプリインストールを狙っている。こちらは,32Mバイトのサイズにコンパクト化したVMware ESX Server 3iをフラッシュ・メモリーに書き込み,それをサーバーに内蔵してしまう。この3月にはNECから,VMware ESX Server 3i内蔵のブレード・サーバーやラックマウント型サーバーが出荷される予定だ。昨年11月にこの製品のデモを見る機会があったが,非常に便利な印象だった。
例えば既存のブレード・サーバーの処理能力を増やすために,新規のブレードを購入したとしよう。管理者がそのブレードをサーバー・シャシーに挿入すると,自動的にVMwareが起動する。初期設定画面で管理者アカウントやネットワークに関する簡単な入力を済ませば,もう準備完了だ。あとは VMwareの管理コンソールから仮想マシンの移動あるいは起動を指示すれば,業務アプリケーションが動き出す。