Programing 2.0での「コピー・アンド・ペースト」の危険度w - ikepyonのお気楽な日々〜技術ネタ風味〜

id:ikepyonさんうまいっ!!!!コピペは現場で起きていて、脆弱性は日々作られている!ですな。

プログラミングの人気が高まるにつれ,自らのアイデアを表現したいと考える開発者がますます増えている。この表現方法は,ちょっとしたお遊びプログラムから,本格的なアプリケーションにいたるまでさまざまだ。では,これらのコードを作成しているのは誰なのだろう。たいていの場合,開発者ではない。インターネットの登場により,面倒なコーディングを初心者の代わりに行ってくれる初心者向け解説サイトが大幅に増えた。これらのWebサイトは実際に使えるわけではないが,事実上のコード提供源となっている。Googleで検索すると,このような解説サイトが山のようにヒットする。
そこで筆者は誰かが作った初心者向け解説サイトの一つを訪れ,そこに掲載されているサンプルコードを元に,自らの新しいアプリケーションを仕立て上げた。このサンプルコードは,誰でも内容を理解して使用することができ,さらにそれさえも面倒な場合は,代わりに同コードをコピー・アンド・ペーストしてくれる。ここで筆者が実際に行ったのは,自分のサイトにコードをコピペすることだけだった。
上記の処理でどこが問題か分かるだろうか。Webアプリケーションの脅威が急増する中で,このようなやり方は自ら災難を招くことになる。第一に,コピーしたコードが悪質なものかもしれない。Webサイトの中には,ユーザーが作成した不適切なコードを上手く対策しているものもあるが,それでも悪用につながる小さな抜け穴(セキュリティ・ホール)が存在する可能性はある。

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