「TCP/IPに係る既知の脆弱性検証ツール」の公開

官製TCP/IP脆弱性検証ツールが配られるそうです。

TCP/IPを実装したソフトウェアは、これまで多くの脆弱性が発見、公表され、機器ごとに対策が施されてきました。しかし、こうした脆弱性を体系的に検証するツールが整備されてこなかったことから、新たに開発されるソフトウェアで、既に公表されている脆弱性の対策が実装されず、脆弱性が「再発」するケースが見受けられます。
このような課題に対応するため、IPAでは、TCP/IP実装製品の開発者向けに「TCP/IPに係る既知の脆弱性検証ツール」を開発し、2008年2月6日(水)よりCD-ROMでの貸出を開始しました。

一応貸し出し条件がありますね。

1.貸出対象
 原則として、次の条件を満たす開発者へ検証ツールを貸出します。
  (1)TCP/IPを実装する製品開発ベンダーであり、法人格を持つ事業体であること。
  (2)不正使用禁止の「利用許諾条件合意書」に合意していただくこと。
  (3)場合によって、会社経歴書などの提出を求めることがあります。

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