Internet Explorer でプロキシの自動構成ファイル (.pac) を使用してプロキシ設定を指定すると、ホーム ページが適切でないセキュリティ ゾーンに割り当てられる

proxy.pacファイルを使って、DIRECTを指定してインターネットに出る場合、セキュリティゾーンが、ローカルイントラネットゾーンになる問題があります。

これは、現時点ではInternetExplorerの仕様です。Proxyを経由するように設定しましょう。

.pac ファイルでホーム ページに return "DIRECT" ステートメントが使用されている場合、F5 キーを押してページを更新すると、以下の処理が行われます。

  1. . GET 要求がサーバーに送信されます。
  2. . .pac ファイルがダウンロードされます。
  3. . .pac ファイルではホーム ページの URL にアクセスするのにプロキシは不要と指定されているので、その URL はローカル イントラネット ゾーンに割り当てられます。

ってことで、このようにPACを使ってDIRECTはローカルイントラネットゾーンになる仕様だと。

URL の割り当てについて

  • プロキシを必要とする URL はインターネット ゾーンに割り当てられます。
  • プロキシを使用せずに直接取得できる URL はローカル イントラネット ゾーンに割り当てられます。

PACを使ってDirectを返したらローカルイントラネットゾーンで閲覧ってのは微妙だなぁ・・・

  • ここでも書きましたが、以下のような改善をしてくれるとうれしいですね。

PAC自体に、var LOCALZONE="xxx.xxx.xxx.xxx/12";とかを記載できるようにする。
Function LocalZoneDefine() などで、localzone設定用のFunctionを許容するような構成にする

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