IT障害ゼロという野心的なゴールを目指す――米Symantec:Enterprise:RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト) 2007/11/02

ストレージ等が十分管理されていなかったという内容。

実際に金融機関で利用率が72%と思っていたけど27%しか使っていなかったらしい。

Symantec会長兼CEOジョン・トンプソン氏は、「ソフトウェアの標準化や自動化による、効率化が必要。あらゆるOS、ストレージ、バーチャルマシーンについても対応していく」とした。このうち、「ストレージの要求量は、2年ごとに倍増している」とするが、どれくらいのストレージをどのように使っているか管理がなされていないことを指摘。具体的には、ある金融機関では利用率が72%だと思われていたが、調査を行うと27%しか利用されなかったという。

ストレージの同じファイルを1ファイルとしてバックアップしたらとっても効率よさそうだ。

ストレージなんて、コピーファイルの山だしね・・・

同社のストレージ管理のソリューション群「Storage United」にて解決できるとアピール。これまでのストレージでは、複数のプラットフォームやベンダーで分断されていたが、これが統合できる。ストレージの利用率は、平均的には30%〜35%となるが、重複したデータの削除やバックアップを工夫することで、ストレージを効率的に利用できるようになるとしている。

IT障害の原因調査結果出ました!

プロセスの問題、設定の問題、スキルの問題と3大問題が出たそうです。

ITシステムがダウンした原因について、マサチューセッツ工科大学と共同で実施した調査をあげた。これによると、プロセスの問題(53%)、設定の問題(51%)、スタッフのスキル(41%)をあげた。

Symantecさん一歩先に行きましたね。結局ハードやソフトは儲からないってことか。

「ハードウェアとソフトウェアのみを提供する時代は終わっている。いまは、トータルのITのアドバイザが必要」とし、同社の「Symantec Foundation IT Risk Assessment」をあげた。これは、企業全体のITリスクを評価するサービス。これをもとに優先順位を決め、リスクを解消するためのソリューションを提案するというものだ。

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