[Think IT第8回:社内ポータルの弱点を克服するSNS (1/3)]
まずはSNSを運用するために明確な目標というかポリシーをたてて突き進む。これが大切
OpenPNEを設置し、SNSの運用を開始するにあたり以下の2点を心がけたという。
- 目的を明確にしておくこと
- 技術屋の観点で突っ走らないこと
縛り過ぎない。ある程度自由に。
また実際にSNSを構築する際に、下記の点にも留意したという。
- 現場サイドが決して通信環境として恵まれなていないことを留意
- 使う立場になって機能整理を進めること
- 業務に関することと、それ以外の話題をやんわりと区別できるように構成すること
- 作りこみを避ける。既存のOpenPNEをフル活用すること
- 変なポリシーを持たない。時に柔軟に、発想転換は素早く行動を起こすこと
色々な使い方は出来ると思うが、社員の心の変化なども垣間見れるところもあるということ。
これを読んでいる管理職や経営者のみなさん、もし社内SNSで会社に対する批判があっても、部下を怒らないでほしい。わざわざ書くということは、その人は会社に対して強い想いがあるはずである。ぜひじっくり話し、それが一緒に業務改善をするきっかけになってほしいと思う。1つの事例が、会社をよりよくしていく大きな1歩であることは間違いないだろうから。
また、いろいろな書き込みから各社員の心の変化を読むこともできるだろう。充実していたり、落ち込んでいたり、人の心は文章に表れる。事前に察することで、よりよい会社作りができるだろう。