仮想化の達人:今そこにある選択――VMwareかMicrosoftか、それが問題だ (1/2) - ITmedia エンタープライズ
Linuxを動かす可能性がありますか?、あるならVMware、Microsoft製品だけならMicrosoft、こう言っています。
でも、Windows Server Virtualization(WSv)は楽しみですね。
すでにホストOS型の仮想化ソフトウェアとして、Windows Server 2003 R2上で稼働する「Virtual Server 2005 R2」を無償提供しているMicrosoftですが、2008年に登場予定の「Windows Server 2008」では、ハイパーバイザ型の仮想化ソフトウェアとして、コード名で「Viridian」と呼ばれていた「Windows Server Virtualization(WSv)」が実装される予定です。
WSvでは、「Windows hypervisor」と呼ばれるハイパーバイザレイヤ(仮想マシンモニタ)の上に、Xenでいうドメイン0とドメインUに相当するペアレントパーティションとチャイルドパーティションが動作します。チャイルドパーティションではWindows Server 2003/2008はもちろん、XenSourceとの提携の結果Linuxも動作する予定ですが、Windows 2000やWindows NTといったOSを動作させる場合は、ハードウェアエミュレーションを経由する実装となっているため、Virtual Server 2005 R2と比べて大幅なパフォーマンスの向上は期待できないかもしれません。